遊休地を遊羊地に転換(構想中)!

針道でも農地の遊休地化は進んでいます。それが、真面目な農家の方々が真剣に農業に取り組んできた結果です。

 

無責任な学生集団エコ・カフェ秡川としては、「真面目さの追求」には限界があると開き直りたいのがホンネです。

そこで、農業とは無縁の話しで盛り上がる学生たちと「遊休農地」問題を考えました。

アイディアが驚くほど出るわ、出るわ! 比較的冷静に聞けた3例を紹介します。

 

(学生A)市民農園を造成して都市から集客する。

☞ (教員)どうやって? そもそも君がソレやれるの?

 

(学生B)観光資源のブランド化、

それを起点に起業し、住民の経験を活かせる新規ビジネスに挑戦する。

☞ (教員)つまり、集落営農会社ってわけ?

 

(学生C①)AIやICTの農業への活用

高齢者や初心者がラクに農業できる環境を整備する。

☞ (教員)今風だけど農業用ロボットの費用負担は?

(学生C②)クラウドファンディングで集めて、リース業で儲けるっていう方向はどうですかね?

☞ (教員)農業ロボが一台いくらすると思う? それに、メンテナンスできる人材をどうやって確保する?

 

こんな具合でアンチ真面目さの追求!という点だけは一応成功しました。T_T

 

そこで、ここからが本題!

学生事業活動の一環として「遊羊地」先進事例田村市船引町上移(かみうつし)に行き、アニマル・フォレストうつしの森を見せていただきました。

「アニマル・フォレスト」というだけに、いろんな動物が共存しています。その中で面白いと感じたのは、畜舎の近くにあった「ステージ」でした。

バンドの演奏や子供たちのダンスを見せ、お笑いタレントが持ちネタを披露する野外ステージです。

「えっ、なんで?ここに!」と思いましたが、設立の経緯を聞くうち、その思いが伝わってきました。

そうか、これが「ローカル・イノベーション」なんだ!と。

東京ディズニーランド顔負けの音響装置を防寒・暴風対策に配慮した塔内で操作します。

写真の「塔」酪農家のサイロを改良し、音響効果の操作パネルが内部にあります。

イベント時の食品やグッズ販売の施設が併設され、すべて震災時の避難施設の再利用で作られています。建設関係のお仕事に従事していた経験を活かし、2年間をかけて、ほぼ自力で整備したそうです。

スゴイ!

販売店の用地は野外ステージの両側に置かれ、夕闇が迫ると電飾が一斉に輝き出します。

おっと、肝心の説明を忘れるところでした。これが肉用種で最も一般的なサフォーク種の羊です。

他にも希少種の羊が飼育されています。世界的にもレアな種類の羊が「うつしの森」で見れます。 ☞ 子供たちが羊にふれることもできるそうです。

 

メソポタミア起源の羊聖書「創世期」に出てくる古代種の「ジャコブ」です。☞ 後ろ向きの羊がジャコブ(ヤコブ)です。

写真のように、ジャコブ種の羊毛は、白色、グレー、茶色の「斑」模様で、染色せずにナチュラルカラーの生地が織れます。英国の毛織物業界で実用性の高い羊種だそうです。

北海道士別町の「羊と雲の丘 世界のめん羊館」のブログページでこの羊を確認することができます。

「肉毛両用」種として重宝される羊もいました。「コリデール」という名前です。柵に隠れてしまいましたが、こんな羊です。

私たちには見慣れた種類の羊さんかもしれませんね。他の羊たちは別の飼育場に移動しており、私たちが見たのは「うつしの森」の残留組でした。