チキン・トラクター

この画像にある木枠のような物体は何だと思いますか?

木枠の中にいるのはニワトリ、実はこれはニワトリに除草をしてもらうために制作した「チキン・トラクター」なのです。

その発端となったのは水田畦畔での草刈り作業でした。画像に見えている細い線(電線)は、イノシシなどの害獣の侵入を防ぐための「電気柵」です。

電気柵を有効に活用するには、こまめに除草をして漏電による電圧の低下を防ぐことが必要ですが、降雨時や炎天下の除草作業は大変です。

手伝おうにも、不慣れな人の機械除草には危険がともないます。

「何かいい方法はないか?」

そんな時に見つけたのがチキン・トラクター」のHPでした。

OM型(改良?)チキントラクターを区長さんの休耕田に受け入れていただき、廃鶏となったニワトリ4羽を平飼いの養鶏農家さんから斡旋していただくこともできて、なんとか無事に「鶏耕実証実験」の開始となりました。

ニワトリさんたちも、毎日、元気に草を食べてくれています。

この通り、一面に雑草が繁っていた耕作放棄地の表土が見えるまでにきれいになりました。しかし、

チキントラクター・ユーザーの斎藤区長さんから「動かす時に重くて大変なんだよね」という依頼があり、移動を容易にするために車輪を大型のものに交換することになりました。

車輪(タイヤ)を交換しているところです。

目測と主観的判断によれば、タイヤの直径はほぼ2倍で移動の負荷は4分の1程度に軽減されたかと思えました(希望的観測)…

ひとまず、タイヤ交換は無事に終了しました。

帰りに、隣の川俣町で名物のシャモ丼定食を食べて疲れを癒そうとする辺りが私たちの共生観の限界といったところでしょうか。本当においしくいただきました。ごちそうさまでした。