散策しながらSDGs11&13を考える

散策しながらSDGs11&13を考える

エコカフェ秡川のメンバーが学ぶ大学の裏には都市計画法で調整区域に指定された里山が広がる。かつて仙台藩の狩猟場として鳥屋守職(現在のパークレンジャー?)が代々保全してきた歴史的区域である。その一角に、真偽のほどは知らぬが、お釈迦様の骨を納めたという仏舎利塔がそびえている。

たぶん碑文らしきものに、着工(地鎮祭?)昭和34年(1959年)8月25日、竣工(落慶供養?)昭和47年(1974年)5月21日と記されていたように記憶している。つまり、15年近くの工期を要したことになる。

そもそも塔に納められた仏舎利は、まだ戦争の記憶が生々しく残されていた昭和29年(1954年)にインドの故ネール首相より平和国家建設を祈念して贈呈されたものであり、近頃の国際情勢を考えるうえで貴重な教材となりうるものであるように思う。

大学の裏にそびえる仏舎利塔

草に埋もれて、かつての豊かな自然を彷彿とさせる谷筋跡を発見した。

里山の樹々たちは今なお活気に満ちているかのように見える。

不法投棄を禁じた看板は現在の里山国見における自然環境の管理状態を象徴しているものだろうか?

「売家」の看板をたどって行った先には廃屋があった。

また、市民農園のようなオープンスペースも見つけた。

道路の傍らにはひっそりと咲くヒメシャガの姿があった。

山椒の木があり、採集している人がいた。取り立ての山椒の実を見せていただいた。

南吉成の住宅地に出ると風景は一変する。都市計画法による線引きは、大学周辺なのに商店のない風景、手入れが行き届かず荒れつつ里山、そして、仙台市民のニーズに応じて建てられた新興住宅地を生み出してきた。