散策からSDGsを考える

散策からSDGsを考える

エコカフェ秡川のメンバーが学ぶ大学の裏には里山(調整区域)が広がり、仙台藩鳥屋守(パークレンジャー?)が保全した歴史が感じられる。

その一角に釈迦の骨を納めた仏舎利塔がある。
碑文に着工(地鎮祭)昭和34年(1959年)8月25日、竣工(落慶供養)昭和47年(1974年)521とあり、15の工期を要する大工事であった。

塔に納められた仏舎利は戦争の記憶も生々しい昭和29年(1954年)、インドの故ネール首相より平和国家建設を祈念して贈呈された。

大学の裏に建つ仏舎利塔

散策途上、谷筋の痕跡を見つけた。

里山の樹々は今も活気に満ちている。

里山の現状を象徴する看板。

「売家」の看板をたどった先に廃屋があった。

市民農園的空間もあった。

道路の傍らにヒメシャガが咲いていた。

採集中の方が山椒の実を見せてくれた。

住宅地に出ると風景が一変する。都市計画法は商店のない学生街、手つかずの里山と対照的な新興住宅地が混在する風景を生み出してきた。