クリエイティブ・ツーリズム?
- 2020.10.28
- 活動記録

「創る旅」(Creative Tourism)があっていい!
それがエコカフェ秡川の考え方です。
その一つが「コメから酒をつくる」醸す旅です。
すでにアルコールツーリズムは始まっています。
針道でつくる酒造好適米「NOKO1号」☟
大吟醸酒「桜福姫」として醸され、
農家民宿を訪れる旅人たちに愛飲されています。
旧東和町は養蚕など農業と工業のハイブリッド産地でした。
農工融合を継承するワイン、日本酒、発泡酒が誕生しています。
現代農業は工業部門とつながるフードシステムの一翼を担っています。
収穫したコメの乾燥には大型機械(乾燥機)が必要です。
大野農園は伝統的な経営を現代的センスで改良し、
稲作を続けたいと願う人々を応援しているのです。
大野農園のネギ畑です。
9月中旬に清野さんが農園を訪れた時はミニトマトの収穫中でした。
10月に入ると稲刈りが始まり、
それが終わる頃には冬場のネギ収穫となります。
年間を通して労働投入量を均衡させる作付体系なのです。
それは同時に、収入を安定的に確保する知恵でもあります。
収穫されたネギの一部です。
包装資材にはプラスチックではなく、
自然循環過程で土に戻る茣蓙(ござ)が用いられていました。
夕食のテーブルには地ビール(発泡酒)がありました。
醸造元は10月に訪問した関さんの「ななくさビーヤ」です。
ななくさ農園の関さんが丹精込めて作りあげた、
他所では味わえない、東和オリジナルの発泡酒です。
二本松税務署から醸造免許を得た関さん☟
と「ななくさビーヤ」の醸造所(brewery)!
元農水官僚のモットーはやはり法令遵守でしょうか?
私たちは「ふくしま農家の夢ワイン」を訪問し、
ワイン醸造の現状をお聞きしました。
発酵しつつあるワインの赤ちゃんを見せていただきました。
そのワインの赤ちゃんを生み出す搾汁機です。
補助金で導入したワイン樽には平成29年9月25日と記され、
ワイン樽「検定」(検品)が実施されたことがわかります。
平成28年に導入されたワイン樽です。
手前の管で発酵用容器につなぎ、2次発酵に利用します。
醸造に用いられる容器です。
カメラを回転すると、左手前にブドウ搾汁機が現れます。
ワイナリーの設立には多額の初期投資が求められます。
その金額をいかに工面し、償還していくか?
まさに経営手腕や販売戦略が問われるのです。
最後に、質問です。これは何でしょうか?
その答えは次回の投稿にアップします。