クリエイティブ・ツーリズム?

クリエイティブ・ツーリズム?

創る旅」(Creative Tourism)があっていい!

それがエコカフェ秡川の考え方です。

その一つが「コメから酒をつくる」醸す旅です。

すでにアルコールツーリズムは始まっています。

針道でつくる酒造好適米「NOKO1号」☟

大吟醸酒「桜福姫」として醸され、

農家民宿を訪れる旅人たちに愛飲されています。

旧東和町は養蚕など農業と工業のハイブリッド産地でした。

農工融合を継承するワイン、日本酒、発泡酒が誕生しています。

現代農業は工業部門とつながるフードシステムの一翼を担っています。

収穫したコメの乾燥には大型機械(乾燥機)が必要です。

大野農園は伝統的な経営を現代的センスで改良し、

稲作を続けたいと願う人々を応援しているのです。

大野農園のネギ畑です。

9月中旬に清野さんが農園を訪れた時はミニトマトの収穫中でした。

10月に入ると稲刈りが始まり、

それが終わる頃には冬場のネギ収穫となります。

年間を通して労働投入量を均衡させる作付体系なのです。

それは同時に、収入を安定的に確保する知恵でもあります。

収穫されたネギの一部です。

包装資材にはプラスチックではなく、

自然循環過程で土に戻る茣蓙(ござ)が用いられていました。

夕食のテーブルには地ビール(発泡酒)がありました。

醸造元は10月に訪問した関さんの「ななくさビーヤ」です。

ななくさ農園の関さんが丹精込めて作りあげた、

他所では味わえない、東和オリジナルの発泡酒です。

二本松税務署から醸造免許を得た関さん☟

と「ななくさビーヤ」の醸造所(brewery)!

元農水官僚のモットーはやはり法令遵守でしょうか?

私たちは「ふくしま農家の夢ワイン」を訪問し、

ワイン醸造の現状をお聞きしました。

発酵しつつあるワインの赤ちゃんを見せていただきました。

ホントの赤ん坊のような、いい匂いがしました。

そのワインの赤ちゃんを生み出す搾汁機です。

補助金で導入したワイン樽には平成29年9月25日と記され、

ワイン樽「検定」(検品)が実施されたことがわかります。

平成28年に導入されたワイン樽です。

手前の管で発酵用容器につなぎ、2次発酵に利用します。

醸造に用いられる容器です。

カメラを回転すると、左手前にブドウ搾汁機が現れます。

ワイナリーの設立には多額の初期投資が求められます。

その金額をいかに工面し、償還していくか?

まさに経営手腕販売戦略が問われるのです。

最後に、質問です。これは何でしょうか?

その答えは次回の投稿にアップします。